小学校など集団での読み聞かせをする時の
絵本の選び方や読み聞かせの方法について
絵本の選び方
1.好きな絵本を選びましょう
自分で読んでみて好きになれないお話は、その気持ちが自然と伝わってしまうものです
2.ある程度の大きさがあり、遠めのきく絵本を選びましょう
離れたところから、見てみましょう
3.絵が物語を語っている絵本を選びましょう
絵だけでも伝わってくるものや話のわかりやすいものを選びましょう
4.絵と文のバランスが取れている絵本を選びましょう
文章が多すぎるものは、グループが落ち着かなくなりがちです
見開きに1場面のものが、絵を見せながら読むにはよいでしょう
絵本の読み聞かせポイント
〈よみきかせの準備〉
1.表紙から裏表紙まで確認しましょう
お話が表紙の絵や、裏表紙の絵まで続いている絵本もあります
汚れや壊れているところがないかチェックしましょう
2.声に出して読んでみましょう
読みにくい言葉などは、実際に声に出してみないとわかりません
3.ページを開きやすくしておきましょう
絵本がきれいに開かないと絵が良く見えませんし、読んでいても絵本が持ちにくいものです
〈絵本の持ち方〉
1.本がぐらつかないようにしっかり持ちましょう
本がぐらぐらしていると、お話に集中できません
2.絵を隠さないように注意しましょう
片手で本の背の下側を持ち、親指の付け根にもたせかけるようにし、開いたページを残りの指4本で押えると読みやすいでしょう
絵と一緒に見える指に色の濃いマニュキアや包帯等をしていると絵本を見ている子ども達の集中力を欠くため避けたほうが無難です
〈絵本のめくり方〉
1.スムーズにめくりましょう
腕や手で絵を隠さないようにして注意しましょう
2.お話の流れにあわせてタイミングよくめくりましょう
ページをめくっている間もお話の世界を壊さないように、本を閉じるまで気をつけましょう
3.表紙から裏表紙まですべてみせましょう
表紙では題名、作家名、画家名、出版社名を読みましょう
タイトルページでは書名、作家名、画家名をもう一度読みましょう
〈絵本の読み方〉
1.ゆっくり読みましょう
気がつかないうちにどんどん早口になってしまうことがあります。ゆっくりと読む事を心がけましょう
2.よく通る声で心を込めて読みましょう
大げさな声色や身振りは必要ありません。心を込めて読めば、自然と声に表情がでてきます。場面ごとのメリハリに気をつけましょう
3.お話の雰囲気や流れを大切にしましょう
言葉(文)のないページや少ないページもゆっくりと絵を見る時間をとってください。絵が物語っていることもあります
〈本番〉
1.読み手の後ろになるべく物がないところを選びましょう
物が多いと子どもたちの気が散りがちになります
2.外や後ろが明るいときはカーテンを引くなどしましょう
絵本に光が反射して絵が見えにくくなります
3.絵本を読み終わったあと、感想を聞くのはやめましょう
感想を聞いてしまったら、せっかく1人1人の心の中に広がった世界が台無しです。お話の余韻を大切にしましょう
〈読み聞かせのあとで〉
1.記録をつけましょう
絵本を選ぶときの参考になり、前回と同じ絵本を選んでしまうような事も防ぐ事ができます。(記録の内容:日付、読んだ人、読んだ絵本、お話を聞いた人数、反応や感想等)
〈その他〉
プログラムを組む場合
・長い話、短い話を組み合わせましょう
メリハリが出ます
・物語絵本だけでなく科学絵本なども取り入れましょう
プログラムや内容に幅が出ます
参考:『絵本を読むこと』 松岡享子・著 東京こども図書館
『児童サービス論』 日本図書館協会
富士見市立中央図書館
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