富士見市立図書館

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郷土行政資料について

郷土行政資料とは

図書館では、住民が地域を知り、地域を考えるための資料であり、住民が行政の実態を知り、住民主体の行政を作りだしていくための資料ととらえています。

郷土の範囲

  • 行政区画をもとにした地域(自治体)
  • 産業・文化圏をともにする地域(2市1町など)
  • 歴史的に共同体としてのつながりをもつ地域(2市1町など)
  • その他、関連する地域(埼玉県、旧入間郡、東上線沿線など)

富士見市の特色

  • 今までに歴史の主舞台に登場することがほとんどなく、地誌類が近隣(例えば川越市)に比べ少ない。
  • 急激な人口増によって生まれた市であり、市民の大半が地域の歴史と深い関わりをもっていない。
  • ベッドタウン的な傾向が続いており、商業、工業地域が少ない。
  • 新しい市の特色を生み出すため、様々な構想、施策がとられてきている。

富士見市立図書館における位置付け

他の図書館では収集することのできない富士見市及び周辺地域の資料を収集、提供、保存し、市民の知る権利、学習する権利を保証する。

郷土行政資料の内容

  • 参考資料(所蔵目録、郷土・地名辞典など)
  • 自治体資料(議会会議録、広報、統計など自治体が市民に公開すべき資料)
  • 地域の情報資料(ミニコミ誌、地図、市民および市民サークルなどの著作)
  • 地域の特色をあらわす資料(地場産業、伝統芸能に関する資料)
  • 地方史誌(県史、市町村史、教育史、民俗史など)
  • 雑誌・新聞(タウン紙、地方版など)

郷土行政資料の利用のしかた、調べ方

分類

富士見市立図書館では郷土行政資料を独自の方法で分類しています。資料の内容に応じて、エリアとジャンルをあらわすアルファベット2字と数字2字を付与しています。

1.エリア別記号
  • F…富士見市および富士見市に関わる人、地理、歴史等を主題としたもの
  • S…埼玉県および埼玉県に関わる人、地理、歴史等を主題としたもの
  • L…埼玉県内各市町村および、そこに関わる人、地理、歴史等を主題としたもの

(ここには基本的に、各自治体名のシールを付与しています)

2.ジャンル別記号
  • S…市民、市民団体、市民サークル等の著作など(館外貸出不可)
  • G…自治体、行政団体等の情報、報告などを内容とした資料(館外貸出不可)
  • K…郷土の地理、歴史について記述されたもの(館外貸出不可)
  • P…S、G、K以外の資料で汎用性のある内容の資料(館外貸出可)
3.数字2字

日本十進分類法の第1次区分と第2次区分を適用

  • 例)
  • 01…図書館
  • 21…日本史
  • 35…統計
  • 78…スポーツ
  • 91…日本文学

資料の探し方

たとえば「富士見市の歴史についてかかれた本が見たい」場合は、
エリア別記号:F
ジャンル別記号:K
数字2字:21
FK21になります。

郷土行政資料の利用について

郷土行政資料は、一般の書店などでは流通していないものが多く、紛失・破損などをしてしまったら、もう2度と手に入らない場合もあります。そのため、貸出をせず、図書館の中だけで利用していただく資料がほとんどです。
富士見市の貴重な情報を今後も長く保存していけるよう、ご協力をお願いします。

郷土行政資料の寄贈について

図書館では、郷土行政資料コーナーの充実を目指し、広く市民・団体の方からの寄贈をお願いしています。皆様のご協力をお願いします。

渋谷定輔文庫について(中央)

富士見市出身の農民文学者として「渋谷定輔」氏がいます。
渋谷定輔文庫は、氏の生前からの意思により平成元年、富士見市が資料の一括寄贈を受け入れたものです。図書をはじめとして、戦前からの貴重な資料を、多数所蔵しています。

詳しくは渋谷定輔文庫のページをご覧ください。

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